2007/04/15(日)

著作権のグレーをホワイトにする簡単な方法 このエントリをはてなブックマークに追加 

Filed under: 雑記 — KAY @ 20:24:41

権利者が許諾してしまえばいい。
なんで巷の企業やアーティストはこれが出来ないんだろう。
例えば、エロゲメーカーなんかだと二次創作に関して明確なガイドラインを設けているところが多いです。
こういうのを、著名な企業がやってくれればなあ……。

そりゃ、パクりやコンテンツの完全な複製はもちろんダメですよ。でもその辺は法律家と相談でもして線引きすればいいだけの話ではないのかな?
例えば、

  • 画質(音質)の最低ラインを決めて、それ以下の画質(音質)での配信ならばOK。(WEB限定)
  • 基本的に引用、二次創作は問題ないが、元コンテンツのイメージを著しく損なう表現は禁止する。
  • 引用、二次創作、規定の範囲内(1番目の項目)での複製物を公開する際に、コピーライトの表記は基本的に必要ないが、著作者を偽る、あるいは著作者が別のものであると誤解を与えかねない公開の仕方は禁止する。

みたいな感じ?
KAYは著作権とか、全然詳しい人ではないので結構穴だらけかもしんないけど、その辺はご容赦。
別にこれの通りじゃなくてもいいんだけど、とりあえず言いたい事は、著作権を持ってる側はボーダーラインを極限まで下げてガイドラインを公開してよと。
マジでこれやってみて、利益と損失、どっちが大きいか実験してみて欲しいな。
というか、上記のようなガイドラインを設ける事で出てくるデメリットって、具体的にどんなのがあるだろう。ちょっと今すぐには思い付かない。ボーダーラインを下げれば、今まで違法とされてたものが違法じゃなくなるわけで、その分訴訟や警告の手間も減るだろうし。
逆に、広告費ゼロで莫大な宣伝効果が得られるというメリットはすぐ思い付くんだけどな。

コメント(6)

  1. コメント by K-> — 2007/04/18(水) @ 22:17:39

    表ではお久しぶりDEATH
    著作権法に関しては最近触れる機会が数件ありまして色々アレな私ですw
    契約書でも大抵明記されてるのが著作者と著作管理者でしょうか。
    商業音楽の場合、著作者が著作権を音楽出版社に譲渡するのが慣例というか当たり前になってるようで、契約書にもその条項がありハンコを押せばそれを承認した事になります。というかせざるを得ないんでしょうけど。
    そして出版社は管理を著作権管理団体に委託、という流れのようです。
    著作権を渡さなければ自分で管理する事になるわけですが、これがもの凄く大変みたいです。
    CDをプレスした時点でその作品制作に携わった人全てに権利が発生するのでそれを枚数に応じて契約内容に沿って分配しなきゃならんという。
    しかも作曲者が筆頭著作者という事でも無いですしw(あくまでメロディ部分の権利)
    事務的な処理とレーベルとしての取りまとめ?の上でも著作権は出版社が持つのが一番建設的な、、ようです。

    ゲーム音楽等はほとんどが自社管理らしいです。なので色々やりやすい面もありますが、あまりオープンでは無い場合が多いようです(逆に全てさらけ出す事も可能ですが)
    大手着メロサイトなどすぎやまこういち氏のようにJASRACに信託してる方(スクエニ自体がそうなのかも)の曲は許諾をとれば配信できるみたいですが
    コ○ミなど徹底して自社管理している所は他社でコンテンツとして扱う事がほぼ不可能みたいです(許諾してくれないらしい)
    ストリーミングで何秒間の試聴程度は著作権料払わなくてもいい、というのがあった気がしますが
    それでも著作権管理者に報告するのは筋だと思います。が、全部晒されても
     あ え て 黙 認 (いいプロモーションになるから)
    してる企業もあるでしょうw
    この辺がグレーにしてる要因ですかね
    プロモーションで言うと、僕が以前とあるバンドの曲をNSFでカバーしまして、そのアーティストに「これを自サイトで公開してもいいですか?」とメールしたところ
    「作品の出来は素晴らしいです、ありがとうございます。ただ僕たちにもプロモーションのプランというかペースがありますので公開はお控え頂きたいです」
    というお返事を頂きました(^^;

    結論としてはKAYさんが仰る通り二次制作に関するガイドラインはあったほうがいいと思いますね、今どきのインターネット事情では。
    各社それをコンテンツのどこかに明記する事を義務づけるとか
    あ、というか論点はそこじゃ無いのか、、無償で配信してる事が問題なんですよね。

    もう、どんなガイドラインや法律を作っても止まらないでしょうな~、はなから許諾を貰おうと言う意識は無いでしょうから、、、うん、まあFamicompo miniもそうなんですけど。。。

    芸術の、、知的財産の共有みたいな事は良いんですが、、産業としてこれも格差が出そう
    YouTubeなんかで動画見て「これ面白い!買おう!!」ってのと「なんだ、こんなモンか買うまでも無いな」とかw
    またそれが面白いんですけどw
    しまいにゃYouTubeを意識して売れ線一辺倒インパクト重視ってのばかりが溢れるかも?
    そうしないと生き残れないみたいな。
    ~う~む、この話題になるといつもとめどないです。難しいですね。
    なんにしても僕は流れに身を任せるのみです。てか長いね文w

  2. コメント by KAY — 2007/04/19(木) @ 02:26:56

    >K->さん
    いや~これ、mixiの方でもおんなじような話を日記に書いてましたよね、俺。^^;

    今回のエントリで言及しているのは、末端の制作者に対してというより実際に著作権を保有している団体(または個人)に対してですね。
    まあ、言わずもがな、カスラックに関しては馬耳東風だと思うので、それ以外の、例えばゲームや漫画のキャラだとか、カスラックに管理を委託していない楽曲だとかの権利を保有している企業。

    K->さんがおっしゃられるように、まさしく、権利者側が「黙認している」という部分がネックなんだと思います。
    誰も好き好んでグレーゾーンに踏み入ろうとはしませんから。ホワイトゾーンでおおっぴらに二次創作出来た方がいいに決まってますもんねえ。
    黙って見逃すくらいなら最初からガイドライン作って開示してくれよという話で。故意に見逃すという事は、それが「広告として有用である」という自覚がある事の証左では?(←これが今回の主な趣旨)
    なぜ「二次創作してもいいよ」と言ってあげないのか。どうして「認」なんでしょうか。

    おそらくめんどくさいからやらないんでしょうが(文書を作成するというコストの問題もあるのかも)、二次創作に寛容なガイドラインがあれば、企業のイメージアップにも貢献すると思うんだけどなあ……。
    つか、こういう見解は二次創作をやる人間独特のものなんでしょうか。一般の人はもしかしたら全然興味ないのかも知れませんね。ごく一部のヲタに対するイメージアップのためにわざわざガイドラインを作成するとか面倒な事やってられるか、というスタンス?

    ようつべに関しても、あんなしょぼい画質で売り上げに影響するとかアホな事抜かしてる企業もありますが、個人的にはプロモーションとしての効果の方がでかいと思うんだけどなあ……。
    まあ、これはあくまで個人的見解で、確かにyoutubeの映像で満足してしまって買い控えをする、という層がいないとは言い切れない部分もあるわけで。だからこそエントリ内で「実験」という単語を使わせていただいたわけですが。

    K->さんが例に出したとあるバンドのカバーなどの場合は、明確な理由があって「ダメ」と言っておられるわけで、そういう部分に関してはKAYも従うべきだと思います。
    うちで公開してるNSFも、もしKeyやスクエニから警告が来れば、即刻公開は差し控るつもりで公開してますし。
    まあ、Keyから警告が来る事はまず無いと思いますが。→Key素材引用・二次創作物について(基本、エロゲメーカーなのでこういうガイドラインがちゃんとある。)

    多くの企業が著作物に関して厳しく管理するのは、利益を守るためなんでしょうが、パクりや海賊版を取り締まるために二次創作まで巻き添えを食らうのは正直納得いかない。(二次創作そのものに対してやめてくれという分にはもちろん従いますが)
    なんか論旨が二次創作に偏ってますが、ようつべに関しても、あの程度の転載なら大目に見ろよというのが正直なところ。「宣伝媒体として使えるっ」という柔軟な思考は出来ないのかと。

  3. コメント by K-> — 2007/04/19(木) @ 17:00:45

    ちょっとこんがらがって来たのでまとめますねw
    この件で出てくる問題視されるモノ、大きく分けて三つを明確に

    1:著作者が録音又は線を描いた等の素材そのものな著作物の引用、転載
    2:著作者が作った楽曲、イメージ、デザイン、映像など構図の模写、演奏、スコア化等(カバー/二次著作)
    3:著作物そのもの又は一部を引用し自分が作った事にしてしまう行為(パクり)

    1はKeyのガイドラインでも明記されてますね、Web用の素材を用意しているとは懐が深いw
    で、黙認してたり訴えたりしてるのもこの辺でしょうか。
    要は大人のアレでw売り上げが伸びれば黙認、芳しく無いと訴訟みたいなw
    G○Hも売り上げが好調だったら黙認してたかもしれませんね、それでも「著作権侵害だ!」と言い張れば漢ですがwプラスかマイナスはともかく売り上げに影響するのは事実。

    2が我々に一番関わってくる所でしょうか、所謂ファンアート、同人と呼ばれるモノ
    音楽方面だとFamicompo miniのカバー部門が相当、素材そのものを使ってるわけじゃないですからね
    昔からよくあるのがバンドのライブでのカバー、DJがライブで掛けたりとか、この辺実は黙認されるのが普通らしいです。
    ただ規模にもよるのかな?大規模野外ロックフェスでやったりライブを音源化するとなったらまた別なんでしょう。
    で、ミ○ナの契約にも二次著作の条項がありました。
    着メロ化、カラオケ化、楽譜に起こす等でも「乙(管理者/レーベル)は甲(著作者)に使用料を支払う義務が生じる」と。
    んで、僕はこの契約書に押印してますのでそれを認めた事になってます。
    だから二次創作物に対して「いいよいいよ(タダで)」なんて言ったら契約違反になりかねませんorz
    但し、僕が非営利で自らが利用主体となる場合は管理者と協議の上利用する事は認められてます。
    自分が作った曲だからと言って「空白の歌」を自サイトに”勝手に”アップしたら訴えられます(多分)もっともアレには作詞家さんと歌い手さんにも権利があるわけですから(あ、これは1のほうか)。

    非営利での二次創作は実は割とどの企業も寛容、、、なのかな?
    意図せずとも結果的に営利目的で使用された場合は著作権管理団体がうるさいですね
    ですからウチのサイトやFamicompo miniで広告収入なんかあった場合はヤバいDEATH
    既存の世界観やキャラを使った同人誌の販売なんかはどうなってるんでしょう?

    まだ議論の段階らしいですが著作権保護法改正案として著作物のダウンロードに対しても罰則を設けるという案があるらしいです。
    とにかく法的枠組みとマスメディア等の対応が遅れ過ぎです日本

    YouTube等の「宣伝媒体としての有用性」は大きいですが
    無許諾なのが許せんってとこなんでしょうね、メディアの秩序崩壊を危惧する声もあるようです。
    うまい事時流に乗れる企業とあくまでルールを遵守する企業の体質の差か、、、、

    というかこのテのサービス、グーグルとようつべの独壇場というのが気に入りませんがw
    まあ、なんだかんだで僕もかなり利用してますから言えた義理じゃなんスけどw

  4. コメント by KAY — 2007/04/21(土) @ 01:02:31

    ライブでのカバー(つかコピーバンド?)なんかは、カスラック側としては取り締まりたい、みたいなスタンスだった気が。まあ、口だけなんですけどね。(笑)
    路上での弾き語りなんかも、一応建前上は「ダメ」の姿勢だったはず。
    こういうところがザルだから余計に不信感が募るんだよなあ……。
    この辺、逆に厳しく集金しちゃってもいいんじゃないかと思う今日この頃。
    こんなん実際にやった日にゃあ、世論の反発は必死ですからね。現状、ミュージシャン、ミュージシャン予備軍がカスラックに対して全くの無関心、というのが一番問題だと思うので。

    そういや、ありましたねーダウンロードの違法化。あれマジでやるつもりなんでしょうか。そんな法律作ったところで、持て余すのが目に見えてる気がするんだけどなあ……。
    というか、著作権法の違反が親告罪ですらなくなるという話もありましたよね。カスラックが言い始めたんだっけ? もうここまで来るとわけわかんねえ。一体どういう趣旨の法律なんだよ。(笑)
    遅れ気味というか、なんかどんどん後退していってる気が……。

    エロゲメーカーの寛容さは、やはりWEB上での「口コミ」の威力をよくわかってるからだと思うんですよね。
    つか、自分らがそもそも同人畑でやってたもんだから寛容になれるっつー部分もあるんでしょうが。
    ようつべやらニコニコ動画なんかも、口コミの発展版みたいなもんだと思うんですけどねー、個人的には。確かにコンテンツそのものを配信しちゃってるわけですけど、あの程度の画質、音質なら正規の製品にとってそれほど脅威になるとは思えないし。
    実際、KAYなんかもようつべでThe World of GOLDEN EGGSを知って、DVD買ったりしましたし。
    エントリ内で挙げたガイドラインの項目のひとつ目さえあれば、完全に真っ白になるのに……。まあ、絵空事でしょうなあ。

    あ、ふと思ったんですが、もしfamicompo miniで空白の歌のカバーが出品されたらどうします?

  5. コメント by K-> — 2007/04/21(土) @ 09:18:41

    ファンアートに対してはそっとして欲しいと思いますが、悪質な著作権侵害との境目がね~
    純粋に好きでやってるのか、人の作ったもので違法に(無許諾の場合)稼ごうとしてるのか、そこの判断が
    最終的には調査員(?)の裁量になるのはおかしい=なんでもかんでも取り締まる、みたいな流れに。

    >この辺、逆に厳しく集金しちゃってもいいんじゃないかと思う今日この頃。
    それが出来て無いのに時々見せしめ的に取り締まってるのが反感買ってるひとつの要因でしょうかね。
    一緒にするのはアレかもしれませんが給食費未納問題みたいに
    「ウチはちゃんと払ってるのに、滞納してる家のコも給食食べてるのはおかしい」という意見もあるでしょう。

    著作者の中にも創作活動はビジネス、金儲けという意識の人もいるでしょうから公正取引上(?)どんな形であれ配信されたら使用料を貰う権利がある、というのは正論なんですが、あんまり声を大にして言うと守銭奴扱いですからねw

    著作権保護法案:そのうち著作権公安とかサイバー憲兵(ある意味格好いいがw)みたいなの登場させそうで怖いんですがw
    まさに戦前に逆行->
    そう「口コミ」なんかは太古からある文化で我が北海道ではアイヌ文化伝承は全て口コミ(口述)だったとw
    ようつべ、ニコニコの類はもう止められませんよね、著作者的には宣伝になる部分もあれば逆に中途半端な品質で配信されて作品本来の良さが著しくスポイルされている、特にニコニコではコマンドで変な印象が植え付けられたという意見も出なくは無いでしょうし、何か対策をしたところで現状のサービスと同じような事を他がやるでしょうから。
    政府の何かの会議では「YouTubeを批判するばかりじゃ無くTV局自身が変わらないとダメだ!」という議論がなされているらしい、まさにその通りだと思います。

    情報ってのは恐ろしいもんで、東西冷戦終結もコンピューター通信によるところがあるとか?(話飛躍し過ぎw)
    情報統制で思想統一してた東側の鉄のカーテンに穴を空けたのが総明記のインターネットだとか聞いた事あります。
    著作物にも同じ事がおきているのでしょうか、知的財産はもう全世界で共有する段階??それは良い事だと思います、が、著作権が絡むビジネスは今のままではますます混沌としてくるでしょうね~。

    >あ、ふと思ったんですが、もしfamicompo miniで空白の歌のカバーが出品されたらどうします?
    カバー部門とかやっちゃってる以上自分の曲だけダメとは言えないでしょうw
    逆に出品されるの期待してるんですがw
    というかアレは既にJASRACの管轄ですからワタクシは何とも言え(ry

  6. コメント by KAY — 2007/04/25(水) @ 01:16:22

    いや、というかまあ、原著作者は利益中心でもいいと思うんです。
    ただ、利益を守る、回収する、というその方法論そのものが間違ってるんじゃないかと……。制限するよりも許容した方が、情報の拡散という観点からは有益じゃねーの? と。

    で、ここで問題になってくるのがK->さんの言う情報のスポイルだと思います。これはやはり著作者が監視して、制限してもいい部分だろうと言う事で、それがエントリ内の二番目の項目
    「基本的に引用、二次創作は問題ないが、元コンテンツのイメージを著しく損なう表現は禁止する」
    に当たる部分ですね。
    特にエロ同人とかは……ねえ。(笑)
    内容が18禁な上に販売までしちゃってるわけで……。
    まあ、その辺もKAYから言わせれば「嫌なら見なきゃいいじゃん」程度なんですが。^^;

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